VOL.06

住み手と造り手が一緒になって造り上げる努力を…

その地域に住まうとは何が大事かを考えた時、住福祉の家がぼんやりと脳裏に浮かんでくるのではないでしょうか。
全国に残された素晴らしい路地や家並み、そして町並、それを造ってきた人々、住み手と造り手が一緒になって造り上げてきた結果が今も場(空間領域)に溶け込んで住人達に大切にされ、使われて来ているのです。
私達もそれに負けない努力をすること、それには先ず視ることから始め、良い物や良いことは真似てみる、工夫する、結果としてそれが自分流になり、地域に根差した拘りとしての風景の一齣となり、地域の住人達に使用されて行くことが望ましいことだと思います。